探求する・考える・学ぶ

 

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イートンハウスの“「探求する-考える-学ぶ」カリキュラム”の枠組みは指導と学習の7つの原則に基づいており、この原則が日々の教育のベースとなっております。

1.子 供は有能であるという考え:全ての子供達を、好奇心と興味にあふれ有能な学習者として尊重します。イートンハウスのカリキュラムは、それぞれの生徒のスキ ルやアイディアそして興味を基とし、先生たちの日々の観察、分析を通してカリキュラムに反映されます。この姿勢を通して“The pedagogy of listening(Rinaldi 2006 p65)、子供たちに耳を傾ける教育”を実践し、それぞれの個性、学び方など、個々の生徒を尊重し、探求と遊びを基本とするカリキュラムを作り上げています。

2.子供達は高い思考力、コミュニケーション力を持った一個人をであると認識します。レッジョ・エミリアの学校の創設者であるLoris Malaguzziは、子供たちは100の言葉を持っており、その100の言葉を用いて、自分の考えやアイデアを様々で表現したり伝えることができると述べております。絵を描く、歌を作る、書く、彫刻、デッサンや模型などのアートクラフト、歌う、踊るなどのあらゆる方法が子供たちのコミュニケーションツールとなります。

3.子供たちを社会の一員であるとみなし、彼らが人との相互の交流ややり取りを通して知識を築き上げることに重点をおきます。周りの世界と深く結びつくことによって、理解を深め、多角的に、想像力豊かに考える力を身につけて生きます。

4.遊 びと会話は幼児にとって学びの中核です。遊びは統合的な道具であり、遊びを通して社会的交流、新しいスキルを身につけ、知識の共有を行います。大人は遊び に積極的にかかわり、子供の気づきにフォーカスし、子供達の考えを広げたり、多角的に考える機会を作ったり、進行している遊びをガイドしながら、遊びを通 した学びをサポートします。

5.イートンハウスのカリキュラムは知的、教育学どちらに対しても確固たる基盤の上に成り立っています。イートンハウスでは幼児教育の分野の研究、特にVygotskyとGardnerの研究と社会的構成主義理論をもとにした教授法を行っています。

6.子供たちの第一の教育者である親との連携を築きます。イートンハウスでは子供たちの学習においてベストな方法でサポートするには学校と親が子供に対する認識、ゴールを共有し、協力しあうことが不可欠と考えております。

7. 教育者として、お子様、ご両親そして周りのコミュニティーに教育上のドキュメンテーションを通して説明義務を全うします。ドキュメンテーションを行うこと でイートンハウスにおける子供たちの学びを視覚化し、子供達そして、教師、保護者ともに子供の学びを振り返り検証します。

Curtis, D. & Carter, M. (2008) Learning together with young children. St. Paul; MN: Redleaf Press. Ronaldi, C. (2006). In dialogue with Reggio Emilia. UK. Routledge.

 


This page was last edited on June 13, 2016